腸内細菌は第3の臓器です

腸の中には「腸内細菌」と呼ばれる細菌がたくさん住んでいるのはあなたもよくご存じでしょう。腸内細菌は草むらのようなまとまりを形成しており、そのまとまりを腸内フローラと言います。細菌と聞くとフワフワ軽いものというイメージがありますが、腸内細菌の総重量は肝臓と等しいくらいの重さ(約1kg)あり、第3の臓器と言われるくらい重要な役割を果たしています(便の30〜50%くらいが腸内細菌で占められています)。

腸内細菌は全部で100種類以上あります。私たちが普段耳にするのは「善玉菌」と「悪玉菌」という分類ですが、腸内細菌が全てどちらかに分類されるわけではありません。善玉菌と悪玉菌は少数派で、「日和見菌」という細菌のが大半を占めているのです。

日和見菌は「善玉菌と悪玉菌のどちらか多い方に加勢する」という性質を持っていることから、その名前が付けられました。なんだか世の中によく似ていますよね。声の大きい人にみんなついていくみたいな(笑)。

腸は、体内で消化された食べ物から栄養を吸収し、体全体へと供給するとても重要な役割を果たしています。腸内細菌は、腸の消化吸収を手助けする重要な存在であり、善玉菌と悪玉菌のバランスが崩れると、体全体にその影響が及ぶことになります。これが腸内細菌が「第3の臓器」と言われる理由です。私たちの体は腸内細菌無しでは維持できないようになっているのです。便秘になると、その他の様々な症状を併発するのは、このような理由があるからです。

しかし、悪玉菌をすべてやっつけてしまえばいいかというと、そういうわけにもいきません。悪玉菌の中にも食べ物の分解を助ける働きを持つ者がいますので、バランスが重要なのです。善玉菌がすこし多い状態でバランスが取れているのが理想です。

悪玉菌が増える条件には次のようなものがあります。

1.偏った食事
2.強いストレスを受ける
3.病原菌の侵入
4.抗生物質の服用
5.体の老化

腸内細菌のバランスが崩れて悪玉菌が増えると、便秘だけでなく、下痢や腸炎、果てはがんまで発症する可能性があります。特に「偏った食事」と「ストレス」は、日常的に起きやすいことですので、普段から気をつけておきたいですね。

おならや便が腐敗臭のような強い臭いがする時は、腸内細菌のバランスが崩れている可能性がありますので、食生活の見直しやストレス解消、病気の早期治療などを心がけてください。
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