過敏性腸症候群について

便秘の原因のひとつに、過敏性腸症候群があります。過敏性腸症候群とは「臓器に異常は見られないのに下痢などの機能異常を起こす」ことです。通勤中に急にお腹が痛くなる、テストや面接の前になると必ず下痢をするなど、下痢や腹痛を伴う症状が過敏性腸症候群の特徴としてよく知られていますが、実は便秘も過敏性腸症候群の症状として現れることがあるのです。

過敏性腸症候群には3つのタイプがあります。

1.下痢型
若い人や男性に多く見られる傾向にあります。学校に行くことを考えただけでお腹が痛くなる、テストの前になると下痢になるなどの経験をした人も少なくないでしょう。通勤通学途中に下痢になり、途中駅で下車してトイレに駆け込むということもあります。

2.交替型
下痢と便秘を繰り返します。下痢になると正露丸、便秘になるとコーラックという具合に、薬を飲んでも治らないのが特徴です。逆に症状を悪化させる可能性があります。

3.便秘型
女性に多く見られるタイプです。腹痛を伴って、ウサギのフンのようなコロコロの固いウンチが出ます。臭いも強いです。

過敏性腸症候群には、上記以外にも吐き気やガス腹、膨満感、食欲不振、頭痛などの症状を併発することもあります。

過敏性腸症候群は「心理的ストレス」による自律神経の乱れが原因です。会社や学校などで緊張状態になる人ほど症状が出やすいため、通勤や通学途中にトイレに駆け込むということも少なくありません。性格的に真面目な人、神経質な人、気が弱い人、対人関係が複雑化してくる30代〜40代の働き盛りの人、感情の起伏が激しい人、うつの傾向にある人などが、過敏性腸症候群になりやすいと言えます。

過敏性腸症候群の場合は、薬で治すことはできませんので、なるべくストレスを感じないように工夫するしかありません。また、うつ傾向にある人は早めにカウンセリングなどの治療を受けて、うつの症状を改善することが大切です。

自律神経の乱れは日常生活のリズムの乱れからも発生しますので、毎日の生活リズムを崩さないように寝起きや食事の時間を一定にするなどして改善に努めてください。腸が機能不全になっている場合、コーヒーや紅茶などのカフェイン類、酒、タバコは避けてください。

過敏性腸症候群は、根本的な原因を取り除かないと治りませんので、心理カウンセラーなどの専門医に相談してください。薬で治すのは逆効果になることがあります。
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